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今日 - 合計 - テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3の攻略ページ 目次 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 基本情報 [部分編集] ストーリー [部分編集] 攻略情報 [部分編集] Tips [部分編集] プチ情報 [部分編集] 関連動画 [部分編集] 参考文献、参考サイト [部分編集] 感想・レビュー 名前 コメント 選択肢 投票 役に立った (0) 2012年10月09日 (火) 14時20分40秒 [部分編集] ページごとのメニューの編集はこちらの部分編集から行ってください [部分編集] 編集に関して
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なりきり +目次 概要 登場作品TOWなりきりダンジョン2 TOWなりきりダンジョン3 関連リンク 概要 なりきり士(師)の戦闘スタイル。 コスチュームを変える事によりあらゆる職業や個人になりきり、自身のステータス値を変化させる。 なりきった対象が職業ならばその職にふさわしい術技を覚え、個人ならばその個人の術技を再現出来る。 登場作品 TOWなりきりダンジョン2 着用時、各コスチュームのパラメータ上昇値が素体ステータスに加算される。 Lvアップはコスチュームごとに行われるが、「ふくへんか」を用いれば既存Lvを継承した転職が可能である。 Lvアップ時のステータス上昇は、どの服(どの属性の服)を着ていたかで成長度が異なる。 剣士時にLvが上がると攻撃力が、ウィザード時に上がると知力が上がるという具合であり、前衛タイプで長く鍛えた服を後衛タイプに変化させると「物理攻撃が強く、術攻撃(知力)が弱いウィザード」などといった中途半端なステータスとなってしまう。 なおTOキャラになりきるには、基になるコスチュームのLvを15まで上げる必要がある。 ▲ TOWなりきりダンジョン3 なりきり師のステータスを基本値100(%)とし、他職業になりきる事で職業ごとの補正値通りに変化する。 例としてHPの補正値が110の職になりきった場合、同Lvのなりきり師のHPに110%をかけた数値がその職でのHPとなる。 Lvはなりきり師の素体に加算される。よってなりきり師がLv40の場合は、他の全職業でも40固定となる。 Lvアップ時のステータス上昇はどの服を着ていても成長の度合いは変わらず、今作の場合はTOキャラのなりきりにLv制限が無い。 ▲ 関連リンク なりきりアイテム なりきり称号 転職
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防具:TOPなりきりダンジョン + 目次 TOPなりきりダンジョン TOPなりきりダンジョンX体鎧 ガード クローク ローブ 頭兜 帽子 サークレット リボン 腕篭手 ブレスレット ミトン TOPなりきりダンジョン TOPなりきりダンジョンX 売値は買値の半分。()で括ってあるものは非売品、「-」は非売品の上に売れない。 体 鎧 装備者ディオ:剣撃系、轟斧系、槍術系、ショットランサー メル:騎士系、チェインブレイダー、妖剣系、獣斧系、アマゾネス、旋槍系 クレス、チェスター No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 01 レザーメイル 9 0 - 360 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ ショットランサーは装備不可 02 チェインメイル 13 0 - 840 店:AC.4203 ユークリッド村 03 アイアンメイル 17 0 - (1800) 拾:ローンヴァレイ 04 スプリントメイル 24 0 敏捷-1 (3600) 拾:精霊の洞窟 05 ブレストプレート 32 0 敏捷-1 (6000) 拾:浸食洞 06 フルプレート 56 0 敏捷-2 11520 店:AC.4306 トーティス村 07 ミスリルプレート 48 0 - (19200) 拾:12星座の塔 08 リフレックス 64 24 敏捷-3 (16800) 拾:超古代都市トール 09 シルバープレート 68 0 最大HP+100敏捷-3 30000 店:AC.4354 ユークリッドの都 10 ナイツアーマー 77 0 敏捷-2幸運+3 27600 店:AC.4354 オリーブヴィレッジ 11 レアメイル 86 0 敏捷-4 37200 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 12 レアプレート 95 0 - (51600) 拾:ロキ魔科学研究窟? 13 ブリガンダイン 102 0 敏捷+2 67200 店:AC.4408 ユークリッドの都 14 マム・ベイン 108 50 最大HP+250敏捷-1 (93600) 拾:審理の晶谷? 15 ゴールドアーマー 115 88 幸運+15 (114000) 拾:追憶の歪み? ガード 装備者ディオ:斬刀系、オロチ、弓術系、闘弓士、銃砲系 メル:拳闘系、蹴撃系 ロディ No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 16 レザーガード 7 5 - 420 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 17 チェインガード 13 11 - 3600 店:AC.4203 ユークリッド村 18 アイアンガード 18 16 - 6600 落・盗:ヴェパール 19 ブレストガード 24 21 - (8400) 拾:浸食洞 20 ハーフガード 36 33 - 13200 店:AC.4306 ユークリッドの都 21 ミスリルガード 48 44 敏捷+3 (21600) 拾:スルト深林? 22 ナイツガード 60 55 - 31200 店:AC.4354 ユークリッドの都 23 ロイヤルガード 72 65 - 57600 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 24 レアプロテクター 84 78 - 88800 店:AC.4408 ユークリッドの都 25 プリンセスガード 96 89 幸運+5 (110400) 拾:追憶の歪み? メル専用 クローク 装備者ディオ:盗術系、アサシン、忍術系、獣操系、精霊系、降魔術士 クラース、すず No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 26 クローク 3 1 - (120) ディオとメルの初期装備 27 マジッククローク 5 7 - 600 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 28 シルバークローク 11 13 - 3600 店:AC.4203 ユークリッド村 29 メイジクローク 16 18 - 7200 店:AC.4203 ユークリッド村 30 ドルイドクローク 33 36 - 9600 店:AC.4306 オリーブヴィレッジ 31 ミスリルクローク 44 48 - (12000) 宝:モーリア坑道 32 リフレクトクローク 50 53 - (20400) 宝:12星座の塔 33 エルダークローク 55 60 - 24000 店:AC.4354 忍者の里 34 きさらぎ 60 62 敏捷+4 (33600) 宝:ネルヴィの洞窟? クラースは装備不可 35 ミラージュクローク 65 72 - 55200 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 36 クイーンクローク 78 84 - (72000) 宝:ダオス城 37 スタークローク 89 96 詠唱速度+3 84000 店:AC.4408 ナム孤島 38 かんなづき 93 105 詠唱速度+5敏捷+4 (117600) 宝:審理の晶谷? クラースは装備不可 ローブ 装備者メル:魔術系、大魔術士、賢術系、アルケミスト、法術系、詩人系、歌姫 ミント、アーチェ No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 39 ローブ 4 9 - (720) 宝:きらめきの塔 40 シルクローブ 9 17 - 1920 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 41 フェザーローブ 14 29 敏捷+2 7200 店:AC.4203 ユークリッド村 42 カーネリアンローブ 24 48 - 14400 店:AC.4203 ユークリッド村 43 シルバーローブ 30 60 - 19200 店:AC.4306 オリーブヴィレッジ 44 セルリアンローブ 38 77 - (26400) 宝:超古代都市トール 45 黒い服 42 86 詠唱速度+1 34800 店:AC.4354 忍者の里 ミントは装備不可 46 ミラージュローブ 43 86 詠唱速度+1敏捷+2 38400 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 47 ナイツローブ 48 95 詠唱速度+2 (67200) 宝:グリトニル山岳? 48 エルダーローブ 51 102 詠唱速度+3 90000 店:AC.4408 ナム孤島 49 ヴィリジアンローブ 60 115 詠唱速度+5敏捷+3 (110400) 宝:審理の晶谷? 頭 兜 装備者ディオ:剣撃系、轟斧系、槍術系、ショットランサー メル:騎士系、チェインブレイダー、妖剣系、獣斧系、アマゾネス、旋槍系 クレス No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 01 レザーヘルム 4 0 - 180 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 02 アイアンサレット 7 0 - (1050) 宝:ローンヴァレイ 03 アーメットヘルム 13 0 - 2250 宝:精霊の洞窟 04 スチールヘルム 19 0 - (3900) 宝:浸食洞 05 シルバーヘルム 26 0 - 5700 店:AC.4306 オリーブヴィレッジ 06 クロスヘルム 31 0 - (7500) 宝:スルト深林? 07 デュエルヘルム 36 0 - 9450 店:AC.4408 ユークリッドの都 08 ミスリルヘルム 38 7 - 10650 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 09 レアヘルム 41 13 - 123000 店:AC.4408 ナム孤島 10 ゴールデンヘルム 46 20 物攻+10術攻+10 (15900) 盗:葛藤の時空戦士? 帽子 装備者ディオ:斬刀系、オロチ、弓術系、闘弓士、銃砲系、盗術系、アサシン、忍術系 メル:拳闘系、蹴撃系 ロディ、ミント、チェスター、クラース No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 11 ずきん 3 2 - 210 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ ミントは装備不可 12 ベレット 6 3 - (1140) 宝:熱砂の洞窟 13 ラウンドベレット 11 6 - 2700 店:AC.4306 トーティス村? 14 ファインベレット 16 8 - (4800) 宝:12星座の塔 15 グリーンベレー 22 10 - 7500 店:AC.4354 オリーブヴィレッジ 16 シルバーハット 29 13 - 210 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 17 ウィザーズハット 37 15 - 12900 店:AC.4408 ユークリッドの都 ミントとチェスターは装備不可 18 アイフリードハット 50 30 最大HP+1000物攻+5術攻+5詠唱速度+3敏捷+3 (18000) 宝:追憶の歪み? サークレット 装備者ディオ:獣操系、精霊系、降魔術士 メル:法術系、詩人系 ロディ、ミント No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 19 ブロンズサークレット 9 9 詠唱速度+1 (3750) 宝:精霊の洞窟 20 シルバーサークレット 14 14 詠唱速度+1 5700 店:AC.4306 ユークリッドの都 21 ゴールドサークレット 20 20 詠唱速度+2 8700 店:AC.4354 ユークリッドの都 22 ミスリルサークレット 32 32 詠唱速度+3 13500 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 23 エレメンタルクレスト 36 36 詠唱速度+5 16950 店:AC.4408 ナム孤島 リボン 装備者メル:魔術系、大魔術士、賢術系、アルケミスト、歌姫 アーチェ No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 24 リボン 2 4 最大HP+50 270 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 25 イエローリボン 3 7 最大HP+100 1500 店:AC.4203 ユークリッド村 26 グリーンリボン 6 13 最大HP+150 2850 店:AC.4203 ユークリッド村 27 ブルーリボン 9 19 最大HP+300 (5700) 宝:浸食洞 28 プリティリボン 13 26 最大HP+500 8250 店:AC.4306 ユークリッドの都 29 チェックリボン 15 31 敏捷+1 (1500) 宝:超古代都市トール 30 エンシェントリボン 18 36 敏捷+2 12900 店:AC.4354 忍者の里 31 マジカルリボン 20 41 敏捷+2 15300 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ・第三部 32 エレメンタルリボン 23 46 敏捷+2 17700 店:AC.4408 ユークリッドの都 腕 篭手 装備者ディオ:剣撃系、斬刀系、オロチ、轟斧系、槍術系、ショットランサー メル:騎士系、チェインブレイダー、妖剣系、獣斧系、アマゾネス、旋槍系 クレス、チェスター No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 01 レザーガントレット 5 0 - 300 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 02 アイアンガントレット 10 0 - 1,500 店:AC.4203 ユークリッド村 03 チェインガントレット 15 0 - (2,400) 宝:ローンヴァレイ 04 スケイルガントレット 20 0 - (3,600) 宝:浸食洞 05 シルバーガントレット 24 0 物攻+2 4,500 店:AC.4306 トーティス村? 06 バトルガントレット 32 0 物攻+3 (7,200) 宝:12星座の塔 07 ライトガントレット 39 0 - (10,050) 宝:スルト深林? 08 ロイヤルガントレット 46 0 物攻+4 12,300 店:AC.4354 ユークリッドの都 09 ミスリルガントレット 54 0 - (14,100) 宝:ネルヴィの洞窟? 10 レアガントレット 62 0 物攻+5 21,450 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 第三部 11 Hガントレット 72 0 物攻+10敏捷+1 30,300 店:AC.4408 ユークリッドの都 12 タマグシの篭手 67 0 物攻+20敏捷+3 (39,000) 宝:追憶の歪み? ブレスレット 装備者ディオ:弓術系、闘弓士、銃砲系、盗術系、アサシン、忍術系、獣操系、精霊系、降魔術士 メル:拳闘系、蹴撃系 ロディ、クラース、すず No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 13 ブレスレット 1 3 - 450 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 14 アイアンブレス 3 7 - 270 店:AC.4203 ユークリッド村 15 ラピスブレス 6 10 - (4,350) 宝:浸食洞 16 スチールブレス 6 10 - 6,000 店:AC.4306 トーティス村? 17 シルバーブレス 8 13 - 8,100 店:AC.4306 オリーブヴィレッジ 18 ゴールドブレス 12 21 - 10,500 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 19 プラチナブレス 14 26 - (12,300) 宝:闇の神殿 20 ミスリルブレス 17 31 - (14,850) 宝:トレントの森 21 レアブレス 19 36 - 18,000 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 第三部 22 エンジェルブレス 20 41 詠唱速度+1幸運+7 (22,500) 宝:ロキ魔科学研究窟? 23 スターブレスレット? 22 46 詠唱速度+1 27,900 店:AC.4408 ナム孤島 24 ヤタノカガミ 30 42 詠唱速度+2幸運+5 (35,850) 宝:追憶の歪み? ミトン 装備者メル:魔術系、大魔術士、賢術系、アルケミスト、法術系、詩人系、歌姫 ミント、アーチェ No. 名前 物防 術防 追加効果 買値 主な入手手段 備考 25 ミトン 2 5 - 300 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 26 ホワイトミトン 5 10 幸運+3 1,950 店:AC.4203 ユークリッド村 27 フェザーミトン 7 15 - 3,600 店:AC.4203 ユークリッド村 28 シルバーミトン 10 20 - (5,700) 宝:浸食洞 29 ミスティックミトン 12 24 - 7,500 店:AC.4354 ユークリッドの都 30 ミラージュミトン 16 32 詠唱速度+1 (10,800) 宝:超古代都市トール 31 ウィッチミトン 19 39 詠唱速度+1 13,200 店:AC.4354 忍者の里 32 エルダーミトン 23 46 詠唱速度+2 (17,700) 宝:トレントの森 33 ミスリルミトン 27 54 詠唱速度+2 21,300 店:AC.4408 オリーブヴィレッジ 第三部 34 スノウミトン 31 62 詠唱速度+3水耐性+50% 30,000 店:AC.4408 ナム孤島 35 キッチンミトン 5 5 詠唱速度+1火耐性+50% (1,050) 宝:きらめきの塔 36 プリティミトン 5 7 詠唱速度+1、幸運+5 (2,100) 宝:ローンヴァレイ 37 キューティミトン 9 16 最大HP+200、詠唱速度+1 (3,900) 宝:精霊の洞窟 38 ラブリィミトン 11 22 詠唱速度+2、幸運+15 (6,000) 宝:モーリア坑道 39 ははのてぶくろ 5 5 術攻+5、詠唱速度+1、幸運+5闇耐性+70%火水雷風地耐性+20% - アーチェ初期装備 アーチェ専用
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なりきり板ではキャラクターになりきってレスや会話を楽しむこと、 又それを行う人を示す。
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登録日:2012/11/19 Mon 22 06 13 更新日:2024/02/06 Tue 23 15 57NEW! 所要時間:約 5 分で読めます ▽タグ一覧 PSP TOP なりきりダンジョン ガラスの花 クソゲー クソゲー←主に戦闘以外 ゲーム タンス ダメイク テイルズ テイルズオブシリーズ バンダイナムコ リメイク ワンダーモモ 原作レイプ 天海春香 黒歴史 かけがえのない ものをさがしてく――― 『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス)』とは、2010年8月5日に発売されたPSP専用ゲーム。キャッチコピーは《真実と向き合うRPG》。 テイルズオブシリーズのファンなら知る人ぞ知る隠れた名作『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』(以下初代なりダン)をリメイクした作品。 それと同時になりダンの前作『テイルズ オブ ファンタジア』のリメイク版『フルボイスエディション』に追加要素を付けた「クロスエディション」を収録しているという豪華仕様である。 この項目では主に前者を解説していく。 ファンの間では《リメイクして欲しいテイルズ》に初代なりダンが挙げられる事が多かったが、一向にリメイクされる様子は無かった。 マイナーな作品な為、他のテイルズ オブ シリーズになりきり師の双子がゲスト参戦する事もほぼ無かった(一応なりダン3で出たが) もう無理なのかと内心思いつつも、それでもファンがリメイクを願い続ける事10年… ついに、週刊少年ジャンプのゲーム記事にてステータス絵が描かれたディオ メルの姿とエトスと共に『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX』の文字が! しかも戦闘はちゃんとしたリニアモーションバトルシステム!! あの感動がフルボイスかつ美しい画面で堪能出来る!!! もちろんファンは狂喜乱舞したものである。 主題歌を歌うのは奥華子、エロ可愛いデザインと評判な新キャラ・ロンドリーネの追加、『テイルズ オブ グレイセス』のアスベルになりきれるコスチュームの追加等、続々と情報が増えファンの期待はどんどん高まっていった。 ……発売前が良かったゲームとよく言われるが、実際その通りである。 以下、ストーリーおよび登場人物紹介(ネタバレ注意) ストーリー なりダンのプロットと類似点はあるが、かなりの部分が異なる。 ざっくり言うと「すごくいいセリフで感動しました」「意外な展開と練られた設定に感心しました」という部分がゲームボーイ版からコピペしたもの。 それで「おい原作ではこんなんじゃなかったぞ」「なぁにこれぇ」と感じるものはクロス版で追加変更されたものである。 改めてストーリー 妖精が行き倒れしそうになっていたら脚が樹の根っこになっている怪物が現れた。怪物は赤ちゃん2人を押しつけて「育てなさい」と命じた。僕は妖精なんですけどいいんですか?という間もなく育児開始。でも、一身上の都合により双子は監禁されてすくすくと健全な心に育つ。 ある日女の子が勢いで魔法を使ったらどえらい事になって虹輪(ゴージャス・レインボーリング・グレート)とかいうのが出現。何とか事態を収拾したくて精霊と喧嘩しまくったら第一部が終わる。双子の黒い運命とは何か!声優で正体バレバレだけど謎の男女って誰だ!?ノルン(脚が樹の根っこの怪物)って結局何がしたかったの?と謎を残しつつ「なりきりダンジョンX2」に続く。 X2なんてものはないので、そのまま第二部に行くと謎の男女が現れて原作シナリオコピペ改変の回想を見せられた後で成敗。その後に樹の怪物を成敗して本当のエンディング。 ファンタジアの主役キャラクターたちについて補足。永久にお別れだねって泣いて別れたはずが簡単に再会したりもう二度と時空は超えないと言っていた人たちが発言撤回する。そして、双子が自分の力だけで乗り越えなけばならない試練の戦いに加勢して邪魔をする。平行世界の人たちらしい。ロディは露出度高い巨乳なので「なりダンX」の世界においては好きなように行動していい許可証が出ている。 …とまあ、こうでも書かないとやっていられないぐらいあり得ない改変・改悪・削除が行われた残骸みたいなシナリオにされてしまっている。 まさに公式が原作レイプと言っても過言ではないストーリーになってしまった。 「発売前は良かった」と書いたが、もう笑えないレベルで喜んで購入したファンたちを地獄に叩き落としたのである。 ディオ&メル 本作の主人公二人組。 わんぱく少年と大人しくてかわいい少女というフォーマットで特に問題はない。 しかしディオが「誰得」というようなネットスラング系の言葉を使うので世界観と合っていない。また、わんぱくというより単に生意気で可愛げのない奴になっている感がある。 メルは大人しくてかわいいというより単にネガティブかつグズな人物となっている部分がある。 本当の名前はクロスディオとクロスメル。 それでも声が付いたのはとても良い事でキャスト両名は良い仕事をしている。 クルール 「うきゅ」と鳴かなくなってしまった。でも可愛いから許す。森羅万象ヒップの可愛さは異常。 戦闘中の変形もなくなったので。姿がクルクル変わるからクルール(これは本当)という名称も意味がなくなった。 ロンドリーネ・E・エッフェンベルグ 追加キャラその1 一応キャラが出来た背景にはダオスを深く掘り下げるというコンセプトがあったらしいのだが(もちろんそれが成功したか失敗したかは別)、 とあるスタッフの「色っぽい巨乳のお姉ちゃんが欲しい(意訳)」という一言が元で生まれたという話も…。 容姿や性格はバツグンにいいが、致命的な設定矛盾を抱えてしまっている。 一応説明付かないこともないのだが、その為に他作品の設定を持ち出す必要がある時点で論外なレベル。 その為下記二人とは異なり、出る作品を致命的に間違えたキャラ・単独作品に登場したなら間違いなく人気キャラになったと言われるぐらいには愛されている。 ちなみに、彼女の設定矛盾などが非常に有名ではあるが、ぶっちゃけ彼女以外にも腐るほどファンタジア本編を知っていればしないような矛盾が大量にある。 エトス 追加キャラその2 今回の双子の育ての親である妖精。 とりあえず常にマゴマゴしていてとても頼りない。それでいて余計な暴言だけは一級品。 ノルンの記載にあるが、育ての親を妖精とした時点でストーリーが破綻している。 アルベルト 追加キャラその3 動いて喋るタンス。実際はクローゼットだがタンスとしか呼ばれない。 ここに具体的な台詞をのせるとほぼ荒れるので割愛するが、言ってしまえば極端にも程がある男女差別をしまくり、 男にはディオだろうがファンタジアキャラだろうがお構いなく罵詈雑言を浴びせかけ、女キャラには気色悪いことこの上ない態度で媚びる、 身も蓋もないことを言えば同人誌などではおなじみの『汚いおっさん』そのものな奴である。 セリフも悉くデリカシーどころか品性の欠片もないのでプレイヤーの気分を激しく害している。例えるなら、ネットの煽りやアンチコメ、嫁キャラへのhshsコメをそのまま発言してるようなレベル。 当時はバンナムの課金商法・完全版商法などが非常に酷かった時期なのだが、このタンスの不快さは群を抜いていた為、 DLCなどが嫌いなファンにコイツの存在を消せるか燃やせるならいくらでも課金するとまで言わしめたと語ればどんな阿鼻叫喚なのかは分かるだろう。 余談となるが、本当に殺意が沸くレベルでウザいキャラだが声優の演技は完璧レベル。そのせいで更にウザいのだが。 その為このキャラの唯一の評価点として「声優の素晴らしさを教えてくれたキャラ」と皮肉交じりで言われることも… ちなみに開発室にてX版スタッフ「毒舌キャラ、楽しんでいただけましたか?」という発言から、 当時のスタッフの中でコイツの暴言は単なるお茶目発言程度の認識として寧ろノリノリであったということが分かる。 当然ながらファンの怒りに油を注いだことは言うまでもない。 これ等三人であるが、ファンからは満場一致で全員存在自体不要と言われている辺り、極めて邪魔なキャラとして扱われている。 ノルン 双子を導く者であり、ラスボス。大樹の守り手。 初代なりダンではラスボスながらも母性溢れるキャラであったが、本作では…… とりあえず人間として育つディオとメルを見極めたかったのに妖精(しかもポンコツ)に育てさせるのはどうなんだ。 (どういうことかわからない人は、狼に育てられた少年の話を思い出してみればいい。つまるところ妖精に育てさせるというのはそういうことである) 初代なりダンに登場したキャラクターではあるが公式イラストがないためXで新規にデザインが起こされた。顔は「鬼灯の冷徹」のピーチ・マキみたいでとても可愛い。とても巨乳。 しかし「エロボインちゃん」「頭に花が咲いてる」「ヒヤシンス」「やりやりやりやりやりやり」というネタキャラになってしまった。 やりやりやりやり……というのは戦闘時のダメージボイス「やりますね……」がコンボを喰らうことでやりやりやりやりになることでやり。 ディオス メルティア もう一人のディオとメル。例のシーンの理由がかなり変更されている。絶望と憎しみの末に魔科学砲を撃った原作と比べて軽くなった。 しかもその後に「俺たちは悪くない。戦争が悪い」と清々しいまでの責任転嫁をやらかし、迷言すぎて名言と化している。リメイク版の悪改変を象徴するセリフ。 本作ではディオスとメルティアは兄妹ではない赤の他人同士になったが全く変更の必要がない。 ラブラブ同人誌カモンしたかったのが理由かは不明。 その他、前作のメインキャラは全員登場。操作も出来る。 今作でディオとメルが介入しない未来だと基本的に非業の最期を遂げている。 このアーチェが語る酷い顛末にファンは激怒した。 このイベントとアルベルトの存在がXを「なかったことに」しているファンが多い理由である。 そもそも、ファンタジアのEDを知っての通り彼らが全員再び結集する時点でファンタジア本編に対する最低の冒涜である。 一部のメンバーは二度と会えないからこそ成り立つあのEDを汚されたのだから当然だろう。 + 特に必要もないのにX版で追加された酷すぎる未来 ☆クラース・F・レスター 精霊召喚術を認められず酒浸りになり失意のまま死亡。 ☆クレス・アルベイン シグルドに敗れ死亡。 ☆ミント・アドネード クレスが死んだショックで死亡。というか、後追い自殺。キャラクターの性格も含めて全くあり得ない最低の内容。 ☆藤林すず プルートと相打ちで死亡。 ☆チェスター・バークライト 消息不明。 ☆アーチェ・クライン 仲間が上のような最期を遂げる中でずっと寝てた。 余談だが、本作はヴェスペリアのネタが非常に多く含まれている。それはもうスキットやらモブやら隠しダンジョンに至るまで仕込みまくりである。 作品の宣伝なども、このリメイク版こそ本来のなりダンであるかのような記述があるなど、初代なりダンスタッフから預かった作品を完全に私物化しにかかっている雰囲気が漂ってどこか気分が良くない。 そういうのは他のスタッフから引き継いだ作品ではなく、自分たちの新作か同人でやって欲しいものである。 ちなみに、本作の制作陣の殆どは原作及び『ファンタジア』本編の開発に携わった人間がほとんどいない。 + スタッフルームでの発言 ゲームボーイ版のスタッフルームでは原作者が「今回の主人公は実はダオス。ファンタジアのシナリオを踏まえてダオスサイドの話を考えた」と言っているのに、 何を思ったかXのスタッフルームでは「主人公は双子」とわざわざ否定する発言をしている。 変更を加えているにしてもX版は原作のプロットを使用しているわけで、「あなた何様ですか?」と聞かれるレベル。 更に余談だが料理を教えてくれるお馴染みのワンダーシェフが今回は某アニメの部長をパロってる。 最後に 本作における「リメイク」は非常に多くの教訓を残した。 原作世界(TOP)の知識も学ぼうとする気もない人間はリメイクに関わってはいけない 原作(TOP ND1)のキャラクターに敬意がない人間は触ってはいけない キャラクターに思い入れのあるお客さんの気持ちを考えられない制作者は「商品」を作ってはならない。好きな人だけ相手に出来る同人で(ry シナリオではリメイクで変えたり追加した部分が全てダメで高く評価されてる部分は原作コピペというのはある意味偉大。つまりはリメイクする人間の能力の高さが(当然)問われるということ なお、シナリオだけでご覧の有様だが戦闘バランスも歴代屈指の酷さ。 3すくみによる相性を導入してみたはいいがキャラそのものにも紐づけられているため戦闘中に有利な物に切り替えられないし、雑魚からボスまでスーパーアーマーてんこ盛り、 挙句の果てにはその辺で買えて最大99個持てるオレンジグミとパイングミで秘奥義が出せる。 先手でグミ食って秘奥義連発でハメればいい。そんなゲーム。 仲間モンスターのシステムを『ラタトスクの騎士』から輸入してみたがよりによってトラクタービーム以外効かないクレイアイドルを仲間に出来る。 火力は皆無だがアイテム要員として最強の存在である。 他作品での扱い クロスオーバー作品『テイルズ オブ ザ レイズ』で本作のキャラクターが登場。 制作側にも思うところがあったのか、『ファンタジア』と『なりダンX』は平行世界の扱いになっている。 また、アルベルトは開発者コメントでわざわざ登場しないことを明言され、ファンが大喜びした。 ちなみに並行世界扱いで面識も一切無いことについてもだいたいスタッフよくやった、とか関係なくて清々したなどと評されている。 こんな扱いで喜ばれるのだから本当にマズイキャラやストーリーであることが分かる。 追記・修正はディオスとメルティアを操作出来るようになってからお願いします。 △メニュー 項目変更 この項目が面白かったなら……\ポチッと/ -アニヲタWiki- ※愚痴や批判、誹謗中傷や罵倒の類のコメントがされた場合、IP規制やコメント欄の撤去がされますのでご注意ください。 ▷ コメント欄 [部分編集] 依頼通りリセットと警告を追加しました -- 名無しさん (2017-09-28 02 43 14) 違反コメントを削除 -- 名無しさん (2017-09-28 15 35 07) 斎賀さん 阿澄さん 田村さん 喜多村さん リグレットさん -- 名無しさん (2017-10-17 09 07 40) エトスって、ゆかりん出すためだけに追加されたりした? -- 名無しさん (2020-06-01 20 45 04) リメイクが酷すぎる内容だったのは事実だし書いてあることも確かなんだけど、それにしてもあまりにも汚らしいページになりすぎてやしないか? -- 名無しさん (2020-06-01 21 05 56) 限スタッフ、ファンタジアに関わらず初代3作品を馬鹿にするから嫌い。 -- 名無しさん (2020-12-16 21 51 51) なりダンXの失敗が無ければレイズの運営方針等が酷くなった可能性があるので価値ある失敗だとは思う。その生贄にファンタジアとなりきりダンジョンが使われたのはなんとも悲しいが。 -- 名無しさん (2022-01-05 12 41 15) タンスはシナリオ 性格もなんだけど龍田直樹さんの高い演技力が良くも悪くもウザさに磨きがかかった -- 名無しさん (2022-01-08 19 19 32) 駄目な作品だなあとは思うけど、仮にも作品名の記事なんだからもう少し感情抑えて書いてくれんか -- 名無しさん (2022-06-28 22 18 05) 酷いゲームなのは同意だけど(設定は置いといて)ロンドリーネとOPの曲は好き。 -- 名無しさん (2024-02-06 23 15 57) 名前 コメント
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ミスティックミトン(みすてぃっくみとん) 概要 アビスから登場した手袋系の腕防具。 登場作品 + 目次 アビス価格表 ラタトスクの騎士合成 TOPなりきりダンジョンX 関連リンク関連品 ネタ アビス 神秘的な手袋。 女性用の腕防具、手袋の一種。物理防御力+20。 シェリダン等の武器・防具屋で買える。 分類 手袋 属性 - 物防 20 譜防 0 買値 1650 売値 825 特殊効果 - 装備者 ティア・アニス・ナタリア 入手方法 店 ケセドニア・武器・防具屋「徹底抗戦」バチカル・武器・防具屋「不撓不屈」シェリダン・武器・防具屋「自助努力」 価格表 店名 価格 時期・備考 ケセドニア・武器・防具屋「徹底抗戦」 2970~1485 中盤・期間限定 バチカル・武器・防具屋「不撓不屈」 1980~1567 中盤・期間限定 シェリダン・武器・防具屋「自助努力」 2310~1815 前半 2310~1485 後半 ▲ ラタトスクの騎士 神秘的な手袋 マルタ用の腕防具の一種。物理防御力+18、術防御力+24。 フラノールの店で3060ガルドで買える。 ミラージュミトンの合成に必要になる。 分類 腕防具 (手袋) 装備者 マルタ 防御 18 術防 24 買値 3060 売値 1530 スキル - 入手方法 店 フラノール「アイスティー」メルトキオ「トリュペロス」 他 ランクBクエスト報酬 合成 基本素材 他の素材 費用 完成品 ミスティックミトン×1 樹液×1クロウラーの絹糸×2エレクトラム×1 1015 ミラージュミトン ▲ TOPなりきりダンジョンX 作中説明 ミトンの一種。物理防御力+12、術防御力+24。 AC.4354のユークリッドの都の店で7500ガルドで買える。 No. 029 分類 ミトン 物防 12 術防 24 敏捷 0 属性 - 買値 7500 売値 3750 特殊効果 - 装備者 メル・魔術系・大魔術士・賢術系・アルケミスト・法術系・詩人系・歌姫ミントアーチェ 入手方法 店 AC.4354ユークリッドの都 ▲ 関連リンク 関連品 ミラージュミトン ▲ ネタ ミスティックミトン(英:mystic mitten)とは、「神秘的なミトン」の意。 ▲
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関連商品:TOWなりきりダンジョン2 攻略本・資料集・画集 小説 漫画 音楽CD ドラマCD アニメ 関連リンク関連項目 被リンクページ 攻略本・資料集・画集 テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2 オフィシャルガイドブック? GBA版 テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2? 小説 テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2? 漫画 音楽CD ドラマCD アニメ 関連リンク 関連項目 被リンクページ 関連商品 ▲
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TOPなりきりダンジョン概要 + 目次 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス) テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン 対応機種:GB / GBC 発売日:2000年11月10日 固有ジャンル:なし 主題歌/歌手:-/ - メインキャラクタデザイン:藤島康介 開発:日本テレネット TOPの続編(未来の54年後)冒頭は双子のディオとメルの物語で、TOPの世界設定を使用した低年齢向けのゲームと思わせるものである。ただし、ストーリーが進むにつれてこの物語がTOPの前日譚と後日談であることが判明する。 TOPの続編ではあるが、TOPキャラは仲間にならない。クレスたちはダオスとの戦いの後で悩み、双子にアドバイスをしたり自らの心情を吐露したりする。なお、ディオとメルのコスチュームとしてTOPキャラのものがある。また、ダオスになりきれるのは無印だけでリメイク版のXにはダオスのコスチュームがない。 サブストーリーである「たのまれごと」が30話用意されている。リメイク版のXでは人気があった2話ほどが部分的に残されていて他はカットされた。 第一部ではダンジョンクリアごとに双子がプレイヤーに話しかけてきて3択または4択で躾や教育をする性格イベントがある。リメイク版のXではこの仕様はカットされた。 後に公式からエスコートタイトル認定(=シリーズの主要作品ではない扱い)された。25周年に伴って分類はオリジナルタイトルに再認定された。 ゲームボーイの周辺機器「ポケットプリンタ」対応。集めたコスチュームのグラフィックを印刷可能。 テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョンX(クロス) 対応機種:PSP 発売日:2010年内8月5日発売予定 固有ジャンル:真実と向き合うRPG 主題歌/歌手:ガラスの花/奥 華子 メインキャラクタデザイン:藤島康介 開発:テイルズスタジオ 初回予約特典:『ドラマチックDVD テイルズオブコスチューム!?編』 GB版のセルフカバー作“セルフカバー”を謳うだけあって、グラフィックはもちろんのこと、戦闘、チャットなどのシステムだけでなく、シナリオの大部分のセリフを変更したり新規作成した作品。重要キャラクターの基本設定まで変更しているためオリジナル版のプロット(双子は何者であるか。何をしたのか)を使用した別作品ととらえてもよい。 リメイク版の新キャラクターとして育ての親役の妖精エトス・TOPXバージョンの両作に登場するロンドリーネ(ロディ)・動いて喋れるクローゼットのアルベルトが追加された。 戦闘システムをリメイクしたTOP本編も収録。これによって、TOPをプレイしないとシナリオの全体構造がわかりにくいという無印の弱点を補った。
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テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン2 【ているず おぶ ざ わーるど なりきりだんじょん つー】 ジャンル コスプレRPG 対応機種 ゲームボーイアドバンス メディア 64Mbit+64KbitEEPROMカートリッジ 発売元 ナムコ 開発元 アルファ・システム 発売日 2002年10月25日 定価 4,800円(税別) プレイ人数 1人 セーブデータ 1個+中断データ1個 ※中断データは再開後自動的に消去 周辺機器 通信ケーブル対応(コスチューム交換) 判定 良作 テイルズ オブ シリーズ関連作品リンク 概要 プロローグ システム なりきり 服変化 ボーナスアビリティ 料理 クエスト 修行 登場キャラクター オリジナルキャラクター シリーズキャラクター 評価点 問題点 総評 続編 余談 概要 ナムコ(現 バンダイナムコエンターテインメント)のRPG、「テイルズ オブ シリーズ」の各作品のキャラクターが一堂に会するクロスオーバータイトル「テイルズ オブ ザ ワールド」の1作目。「なりダン2」という略称が主に用いられる。 1作目なのに『なりきりダンジョン2』になっているのは「なりきりダンジョンシリーズ」で見た場合に『テイルズ オブ ファンタジア なりきりダンジョン』が存在するため。 前作・『なりきりダンジョン』はあくまで「『テイルズ オブ ファンタジア』の続編」という体だったが、本作からはその他のタイトルのキャラクターも登場する「テイルズ オブ シリーズを内包する作品」として位置付けられた。 本作では本作発売以前に発売されていたタイトル、『ファンタジア』『デスティニー』『エターニア』の3作品のパーティキャラクターが総出演する。 前作のシリーズキャラクターはあくまで主人公を導く役どころであったが、本作では一定の条件を満たすことで共に戦ってくれるようになり、更に彼らのコスチュームも登場する。 また、戦闘システムも前作のほぼターン制と変わらなかった「プチLMBS(-リムス)」からシリーズ伝統の「リニアモーションバトルシステム」を採用し、『エターニア』のそれをベースとしたリアルタイムアクションでの戦闘が実現した。 プロローグ ユグドラースと呼ばれる世界。 レグニアの町に住む2人の若者、フリオとキャロは大人として認められる年齢に達してはいたが、「成人の儀」を行うまでは正式には認められないために未だ子供扱いされていた。 本来、成人の儀は「アナスイの花」と呼ばれる花が咲く時期に行われるもので、もう花が咲く時期になっているはずであるにもかかわらず未だ咲いていなかったのだ。 2人はアナスイの花を咲かせてもらうべく、世界の中心とも言える「世界樹」の麓にある神殿に祈りを捧げに来ていた。 世界樹の神殿の最奥には女神と呼ばれる存在がおり、フリオとキャロの願いに対して姿を見せるも、「花を咲かせることは出来ない」と答える。 なぜ咲かせることが出来ないのかと訪ねていた2人を、突如迷い込んだ魔物が現れ、襲いかかる。 戦う術を持たず絶体絶命の危機に陥る2人だが、そこに一組の男女が助けに入る。 卓越した剣の腕前を持つ男性と癒しの力でそれを支える女性…彼らの力を借りてどうにか魔物を撃退することに成功する。 男性の名はクレス、女性の名はミント…魔物は彼らが仕留めきれなかったものが潜り込んできてしまったものなのだという。 世界樹の加護を最大限に受けている神殿に邪悪な魔物が迷い込むことなど本来はあり得ないはず。 女神は世界樹が力を失っていること、アナスイの花が咲かないのもそれに起因していること、そしてこのままでは待つのは世界の滅びという末路だと知らせる。 先程のクレスとミントはそれを回避するべく女神が異世界より呼び寄せた勇者の内の1人であるが、異世界の住人である彼らでは本当の意味でユグドラースを救うことは出来ない。 それ故に女神はフリオとキャロに世界を救うために力を貸して欲しいと頼むが、彼らにはクレス達のように戦う力など持ってはいない。 不安がるフリオ達に女神は着替えた服の職業になりきることの出来る不思議な「なりきり」の力を与える。 なりきりの力と勇者達の力、2つの大きな力を借りてフリオとキャロの世界を救うための戦いがこうして幕を開けたのだった。 システム レグニアの町を拠点に街の人達や歴代シリーズキャラクター達との交流やコスチューム強化などを図りつつ、各地に点在する各シリーズ作品のダンジョンを模したダンジョンに出入りし、レグニアの町で受注したクエストをこなしたりイベントを進めてゆく。 なりきり その職業のコスチュームを着ることでその職業になりきる不思議な力。 例えば、剣士の服を着ればシリーズでおなじみの特技「魔神剣」や「虎牙破斬」といった技を駆使して戦うようになる。 また、ダンジョンの攻略や謎解きなどといった要素で特定のコスチュームが必要になることもある(*1)。 その他、通常では特定のアイテムがなければ破壊出来ない岩を破壊したり、同じく特定のアイテムが無いと開けられない鍵を解錠出来たりするコスチュームもある。 服変化 前作では基本的に既にマスターしているコスチューム同士を組み合わせて新しい服を作成していたが、本作ではベースとなるコスチュームに「ルーツ」と呼ばれるアイテムを付与することで新しいコスチュームを作成する形となった。 また、ルーツ以外のアイテムを使う事も出来、その場合は使ったアイテムに応じて対象のコスチュームの能力を強化出来る。 勿論、特定のコスチュームに歴代のシリーズに登場したキャラクターに縁のあるルーツを付与することでシリーズキャラクターのコスチュームも作成出来、そのキャラクターになりきることも出来る。この場合、CVもそのなりきったキャラクターのものになる。 その他、前作同様にナムコの他作品のキャラクターのコスチュームも存在しており、同様にルーツと元になるコスチュームがあれば作れる。 また、ステビアの店でコスチュームに素材や特定のアイテムを付与する「ふくへんか」で特定のステータスを上下させる事が出来る。 ただしそのたびに料金がかかり回数に応じて加算されてゆくので、微妙なステータス増強を繰り返すと却ってコストパフォーマンスが悪くなる。 ボーナスアビリティ コスチュームに付与出来る追加効果で1つのコスチュームに3つまで追加出来る(*2)。 特定のステータスを高めたりといった基本的な所から、TP(*3)の消費量を抑える事が出来たり、呪文の詠唱速度を速めたりといったものもある。 「なりきり師」など一部を除いたコスチュームにはそれぞれ固有のボーナスアビリティが1つあり、上記の服変化を繰り返していくことでそれぞれの特徴あるコスチュームを作り上げられる。 料理 シリーズお馴染みのシステム。 多くのシリーズ作品ではその場で作った料理を食べて効果を得るが、本作では作った料理を回復アイテムとして保管し、移動時に任意のタイミングで使用して回復する事が出来る。 ただし、「とらふぐ」という食材を使ったレシピ、シリーズお馴染みのある一部のレシピについては「ワンダーシェフ」もしくは特定のシリーズキャラクターの服を着なければ調理できない。 クエスト 本作を進行させる要のシステム。 ゲーム中において活動拠点となる「レグニアの町」のマップ上でLボタンかRボタンを押すことで様々な噂話を聞くことが出来、たまに「○○が頼みたいことがあるらしい」という噂が出て来る。 これを聞くと、マップ上にフリオ達に依頼したいことがある人物のいる場所に「HELP!」のアイコンが登場する。 その場所に行って該当する人物からクエストの大まかな概要を聞き、その上で受諾することでクエストが開始(*4)。 クエスト受諾後は指定されたダンジョンで目的を果たせばクエスト達成となり、レグニアの町に戻って依頼主に報告するとクエストが完了となる。 報酬としてガルド(テイルズ オブ シリーズ共通の通貨単位。)やアイテムが貰えたり、時には料理のレシピを教えて貰えることもある。 これを繰り返すことでストーリーの根幹に関わる重要なストーリークエストが発生し、これをクリアすることで物語が進んでいく。 基本的にクエストは一部の重要なものを除いて失敗してもゲームオーバーにはならない。 クエスト達成後に全滅しても成功扱いになり、この場合ガルドだけもらえる。 なお、一部のクエストは受諾する際に特定のコスチュームをフリオかキャロのいずれかが着ていなければ依頼してくれない場合もある(*5)。 特定のアイテムを入手するクエストの中には、そのアイテム入手時にアイテムを狙うシリーズキャラクターが割り込んで来て、彼等を倒さないと入手出来ない事もある。 クエスト受諾後もシスター・ミルの教会で休めるが二泊すると期限が迫っていると警告が入り、未達成の状態で三泊すると依頼人は別の人物に依頼してしまうため失敗になる(達成後はメッセージが変わり二泊以上出来ない)。 余談だが、本作においてラストダンジョン内を除いてシリーズキャラクターと共闘するためには、このクエストをこなし続けてフリオ達に対する好感度(*6)を高めていく必要がある。 修行 一部のシリーズキャラクターは好感度がある程度上がっていくと修行に誘ってくることがある。 これはシリーズキャラクターが指定したダンジョンで一定回数の戦闘を積み重ねるものだが、その際に獲得した経験値(*7)に応じてHランクからS+ランクまでの評価があり、その評価に応じてご褒美として貰えるアイテムが変化し、更に修行に誘ったキャラクターに応じて上昇するコスチュームの能力の数値も変動する。 Aランクを獲得すれば修行に誘ったキャラクターのコスチュームを作るためのルーツ、Sランク以上を取れば別の特定キャラクターのコスチュームを作るためのルーツが貰えるが、そのためには相当量の経験値を得た上でコンボも相当数のヒットを決めなければならない。 回数のカウントはあくまで勝利した戦闘の回数なので低い経験値の敵からは逃げ、高い経験値を得られる敵に多くのヒット数を稼いで勝利するなどしなければSランク以上の獲得は難しくなっている。 また、クエスト同様修行に行くためにはフリオかキャロのどちらかが特定のコスチュームである事を要求してくるキャラクターもいる(*8)。このタイプのキャラクターは「途中で着替えたら評価出来ない」旨の発言をするが実際はいくら途中で着替えてもペナルティは無い。 登場キャラクター オリジナルキャラクター ※レグニアの町の住人は多いため、一部のキャラクターにとどめる。 フリオ・スヴェーン 魔物の襲来で両親を亡くしたため、レグニアの街の教会で育った15才の少年。本作の主人公の1人。明るく前向きな性格で考えるよりもまず行動に起こすタイプ、加えて好奇心も旺盛なため何事にも首を突っ込もうとする。自分の育った教会の負担を減らすべく、早く手に職を付け一人前の大人になりたいと願っている。現在は町の鍛冶屋で修行中。 キャロ・オランジェ フリオと同じく、教会で育った15才の少女。もう1人の主人公。フリオに比べて大人びた性格であり、真面目でしっかり者な所も真逆だが、息もぴったり合った仲良しコンビである。フリオのことを憎からず思っている節が見られるが、年頃故に素直になれない所もある。将来は服飾系の仕事に就きたいと考えている。 シスター・ミル レグニアの町の教会のシスターで孤児や恵まれない子供たちを引き取って育てている。フリオとキャロも彼女によって育てられた。心優しい女性だが、幼い頃は結構お転婆だったようで作中でその話を聞くことも出来る。 ライエル レグニアの町の長老。温厚でとても博識な人物。孫娘のエレインと暮らしている。魔物が増え続ける現状を憂えている。 フンダクル 町にある雑貨屋「フンダクル商店」の店主。仕事一筋、商売命で生きた根っからの商人でフリオ曰く、ケチ。アイテムの補充で何かとお世話になることになり、ストーリーが進むことで扱う商品も増える他彼からもクエスト依頼がされる事も。妻に逃げられ1人息子のガメルと暮らしている。 ステビア いつの間にかオープンしていた「ステビア服飾店」の店主。ここでコスチュームを購入したり、あるいは既に持っているコスチュームを変化させたり等が出来るのでフンダクル商店共々非常にお世話になることになる。仕立ての技術は確かなのだが、どこか抜けた性格で謎めいた所も多い。 シリーズキャラクター ※仲間として共闘出来るキャラクターのみ記載する。 ※下記の他にもコスチュームになっているキャラクター、およびボスとして戦えるキャラクターもいる。 ファンタジア デスティニー エターニア クレス・アルベイン スタン・エルロン リッド・ハーシェル ミント・アドネード ルーティ・カトレット ファラ・エルステッド クラース・F・レスター フィリア・フィリス キール・ツァイベル アーチェ・クライン ウッドロウ・ケルヴィン メルディ チェスター・バークライト リオン・マグナス チャット 藤林 すず マリー・エージェント フォッグ チェルシー・トーン レイス ジョニー・シデン マイティ・コングマン 評価点 「リニアモーションバトルシステム」の採用 何をさておいてもこれの評価が大きい。前作はシナリオの評価こそ高かったものの、戦闘システムがリアルタイムアクションではなくターン制に近いものとなっており、戦闘バランス調整もかなりタイトであったためにそこが唯一の泣き所となっていた。 ベースとなっているのは『エターニア』の「アグレッシブ・リニアモーションバトルシステム」でキャラクターも3頭身で描写されているが、ハードスペックなどの要因からか流石に『エターニア』のそれと異なり、中級以上の術や一部の技の発動、アイテムの使用時などは一時停止する他、バックステップ等の細かなアクション出来ない等、最近のシリーズに比べるとやや窮屈かつ物足りないが、当時の携帯ゲームからすれば画期的であった。 動作も非常に軽快で、必要最低限のものに操作を絞ったことで操作性も快適だが、戦闘参加のパーティキャラクターは3人(*9)までで敵は4匹までしか出現しない。 技名と勝利時の台詞のみだがフリオとキャロ、シリーズキャラクター、一部敵キャラにはボイスも付いている。 流石にエフェクトは地味でカットインも無いが、一部キャラクターには「秘奥義」が用意されており、体力が減少した時に繰り出せる一発逆転の技(*10)として扱われている。 「GBAにしては」という断り無しに質の高いグラフィック・BGM グラフィックに関してはダンジョンなどを含めて非常に細かい所も書き込まれており、元々2頭身であった『ファンタジア』および『デスティニー』のキャラクターの3頭身グラフィックも違和感を与えない上質なものとなっている。 BGMは基本的に本作に登場する3作品のBGMを流用しているのだが、音源の制限を感じさせないほどにこれまた質が高く、シリーズキャラクターのコスチュームを着せて戦闘した時に流れる該当作品の戦闘曲がファンサービスとして十分に機能したものとなっている。 本作のBGMの質が極めて高かったこともあり、後のGBA版『ファンタジア』の著しく劣化したBGMに対しての批判意見がかなり強烈なものになってしまった。 やり込み甲斐のあるコスチューム育成 本作での育成要素はコスチュームごとのレベルに一本化(*11)され、用意されたコスチュームもフリオ用、キャロ用合わせてトータルで200種類にも及ぶ。 戦闘システムが強化されたこともあり、コスチューム育成だけでも十分に楽しめるものとなっている。 また、ボーナスアビリティの付け方で同じコスチュームでも差が出てくるため、その辺を見越した運用を考える楽しみもある。 露骨な優遇不遇がない そんなの当然だろうと思う方もいるかもしれないが、本シリーズの一部クロスオーバー作品では特定作品・キャラクターを過剰に優遇し、それ以外の作品・キャラクターを不当に貶す、通称「踏み台」によりキャラクターの設定や性格等が崩壊していることが多々あり、踏み台にされた作品のファンはもちろん、その為に不自然なキャラクター改変をされた優遇作品のファンからも顰蹙を買う要素が少なくないが、本作にはそういった問題はほとんど見当たらない。ほぼ全ての作品のキャラクターに平等に見せ場やイベントが与えられており、性格の崩壊等も殆ど無く、ほぼありのままの姿を見せてくれる。 そのため、純粋な気持ちでシリーズ作品の垣根を越えた共演、そしてこの作品ならではの豊富な掛け合いを楽しめる。 純粋な交流は勿論、割とコアなネタも織り交ぜてくる為、シリーズをやり込んだファンも飽きさせない。後のお祭りゲーのように「ネタを重視しすぎた故の行き過ぎたメタな雰囲気・露骨過ぎるギャグ要素」も殆ど無いのも嬉しいところ。 ダンジョン内での汎用会話もダンジョンやシチュエーションごとに全員数種類しっかり作られており、特にラストダンジョンでの会話はどれもアツいものがある。 また、後に3作続いたクロスオーバー作品「レディアントマイソロジー」に出演できなかったキャラ(クラース、マリー、レイス、フォッグ等)もプレイアブルキャラとしてしっかり登場しており、作品ごとのキャラ数の不平等感も無い。 問題点 ストーリー性が非常に希薄 一定回数のクエスト毎に断片的にしか進行しない形式である都合上、常にストーリーが進行する本編作品と比べると描写量がかなり乏しくなってしまっている。ユーザーレビューサイトなどでもストーリーに関して「そんなもんあったっけか?」といったような意見まで出てきてしまう始末。 反面、戦闘ややりこみ要素の評価は高いので、ヘタに本編部分を重視するとこの辺の自由度が下がる可能性もあるが、流石にRPGとしては問題があると言わざるを得ない。クリア後のアフターストーリーや隠しダンジョン・隠しボスといったものも無い。 前作の評価の主なものが「戦闘システムさえ良ければ…」だったのだが、本作は「戦闘は良いのだけど、ストーリーが…」となってしまったため、「上手く折衷してくれればいいのに…」という意見が出ることになった。 ストーリー自体は手堅くまとまっており、シリーズキャラクターのエピソードに関係したイベントやレグニアに住むキャラクターを深掘り等の見応えも多い。これらを上手く拡張出来ていれば、まだ評価も変わってきたかもしれない。 「デスティニー」の主人公、スタンの一部イベントでの扱い 前述したようにクエストをこなして行くとストーリーに関わる重要なクエストをプレイする事になる。その際、歴代シリーズのキャラクターがシナリオに関わってくるのだが…。 『ファンタジア』の場合は味方側にミント、敵側にクレス、『エターニア』の場合は味方側にリッドとレイス、敵側にファラ…と、原則主人公やヒロインとなっているのだが、残りの『デスティニー』が味方側にルーティ、敵側にリオン。つまり主人公であるスタンが全くストーリーに関わってこない形となってしまっている。仮にメンバーに入れていてもイベントには参加しない。 もっとも、原作でもリオン絡みの出来事にはスタンは深く絡んではおらず、そもそもスタンとリオンはPS版ではそれほど深い接点が無い事もあって、リオンを敵役にするならば当然と言えば当然なのだが、やはり主人公が絡まないのは寂しいところ。 一部キャラクターの登場条件 不遇と言うほどではないのだが、「2回全滅すること」で初めて登場するキャラクターもいるため、全滅しないプレイを心掛けているプレイヤーやその辺に抵抗があるプレイヤーには辛い仕様になっている。 ゲーム中に数値で全滅回数が示されることもなければ、全滅回数によって分岐するイベント等も無いのであくまで心理的なものではあるのだが、そういったものとは別になかなかに気付きにくい条件であることは間違いない。 一応、1回全滅した所で存在を匂わせるのだが、それ以外に登場を匂わせる要素がほとんど無いのも事実。 コスチューム間の格差が強烈 全体的に歴代シリーズキャラクターのコスチュームが強めに調整されているため、基本コスチュームがそこに至るまでの過程に成り果ててしまっていることを惜しむ声もある。 一部汎用特技も差別化されている。たとえば「集気法」は、汎用コスチュームである「かくとうか」だと短いとはいえ詠唱が必要で無敵時間もほぼ無いのに対し、同じ技を覚えるクレスは特技と同じく瞬時に発動する上長い無敵時間があり、雲泥の差である。 特にダオスのコスチュームは頭一つ抜けて強力。 画面全域に渡って強力なレーザーを放つ「ダオスレーザー」、ほぼ瞬時に発動し周囲に大ダメージを与える「ダオスコレダー」、接近戦も強力な打撃の数々を隙無く繰り出す「テトラアサルト」と、反則級の特技が目白押し。不意打ちでもない限り、戦闘直後からダオスレーザーを連発しているだけでほとんどの雑魚が片付いてしまう。 ただし彼のルーツを入手する為には、これらの技を制限なしに連発してくるダオス本人を倒さなければならないため、クリア後のご褒美としては妥当とも考えられる。(*12) ダオスに隠れがちだがジョニーが覚える「ミラクルボイス」も屈指の壊れ技である。 こちらもダオスレーザーに類似したタイプの攻撃で、与ダメージの安定性や攻撃範囲こそやや劣るがダオスレーザーでは捉えられない飛行系や地を這う小さな敵にも満遍なく当てられる上ダオスレーザーよりも消費TPが少なく、攻撃力を上げれば物理耐性の高いスケルトン・ゴーレム系統以外にはこれを連発するだけで大抵の敵を圧殺出来てしまう。 シリーズ主人公同士で見ても格差が見られる。汎用性の高い特技や強力な時空奥義を覚えるクレス、専用の特技が多くどれもが攻撃性能の高いリッドに比べ、スタンは中途半端な威力の昌術とこれまた微妙な汎用特技が中心で、数少ない専用特技も強いかと言われると微妙な域で、2人に比べると力不足感が拭えない。 そのためか、スタンのルーツのみ彼との好感度イベントで自動で入手できる機会があり、比較的序盤からスタンになりきる事が出来る(*13)。 スタッフもこれを意識していたのか、次回作でのスタンは覚える昌術が少なくなり、代わりに専用特技が増えたり強力な特技が実装され底上げされている。 自分なりの楽しみ方を見つけないと飽きやすい 上記のようにストーリー性が弱い上基本的にクエストの繰り返しとなり、所謂「お使いゲー」の要素がかなり強くなる。シリーズキャラクターを交えたやり取りもそれなりの数があるが、それらも全て見てしまうとストーリー・キャラ面での楽しみが尽きる。 これだけならば他のやり込み重視のゲームにもある事だが、本作の場合そのやりこみ要素についてもゲーム内でさほどプッシュされている訳でも、極限まで育成したプレイヤー向けの強力な裏ボスやエクストラダンジョンといった「目標」も用意されていないので、ゲームの流れに頼らずプレイヤー自身で楽しみ方や目標を作らないと、モチベーションが保てず飽きてしまう。 該当シリーズ作品プレイ済み推奨な一部イベント シリーズキャラクターが関わる一部イベントは歴代シリーズのファンを対象としている所があるため、知らない作品のネタを出されると全くついて行けない所も少なからずある。 会話イベントならともかく本編ストーリーでも一部のシリーズキャラクターの核心や過去が関わる展開があり(*14)、該当作品のストーリーを知らないと置いていかれがち。 シリーズキャラクターに関する「人物図鑑」があるが、最低限そのキャラクターを知る為の説明しかされていないのでこの辺を補完するには至らない。 コスチュームごとの定石が固められていて育成幅が狭め 効率を考えてプレイすると、どうしても付けるボーナスアビリティの選択肢はほとんど固まってしまうため、戦闘時の有利のみを考えるなら「ちからUP or まりょくUP」「しゅんそく(移動速度上昇)」「はやくち(詠唱時間短縮)」「TPせつやく(消費TP減少)」あたりで固定されがちで、用意されている要素に対して育成の実質な自由度は低い。 ボーナスアビリティが最初に付いた3つ以降は変更が利かないため、やることがほとんどワンパターンになってしまうという意見もある。 特に一部のシリーズキャラクターやナムコ作品のコスチュームは1着しか作れないため、この影響が大きい。 勿論、プレイスタイルによりけりな問題であり、考えなしにコスチュームを選択しても、育成さえすればクリアは充分可能。逆に選択の多さは効率度外視のやり込みにプレイにはもってこいとも言える。 敵が落とすガルドが全体的に非常に少ない 終盤の敵を倒しても大抵数十ガルド前後しか落とさない。システム上武器や防具に金をかける必要が無く、アイテムの値段も一部を除いて格安になっている等出費は少ないが、それでも普通に進めているとガルド不足に陥りがちになる。 ボスや一部シリーズキャラ、宝箱に擬態している「フェイク」系統の敵は比較的ガルドを落とすがそれでも50ガルドしか落とさず、フェイク系はどこに出現するか分からず強敵なためあまり効率が良いとも言えない。 しょうにんの「ちくざい」やサーチガルドといった金稼ぎのアビリティや特技もあるにはあるが一度に得られる金額がかなり少ない。クエスト報酬も最高で450ガルド前後が関の山で大抵は200ガルド前後、中には10ガルドしかくれないキャラもおり、通常入手できる金額がとにかく少ない。 その為、まとまった金額が欲しいならダンジョンの宝箱や敵からアイテムを盗んだりしてそれを換金するしかない。 比較的高い確率で盗めるルーツをまとめて売るだけで不自由なく回復アイテムをまとめ買い出来る程度には稼げ、少々時間をかければ特殊ルーツを売って万単位のガルドも簡単に得られるなどコツを掴めばむしろ成金状態になれる。しかし、不確定要素をメインの金策にしなければならないというのは問題である。 次回作ではストーリーの進行次第だが、雑魚敵でも3ケタ中盤の金額を落すようになり改善された。 周回プレイの引き継ぎ項目 本作は周回プレイが可能となっており、その際に所持ガルド・プレイ時間・各種図鑑のデータを引き継ぐのだが、コスチュームは引き継がれない。 そのため、クリア直前で友達のデータかもう1つソフト(とGBA本体・通信ケーブル)を買って、そちらに育てたコスチュームを退避させない限り、引き継ぎを行ってしまうとせっかく育成したコスチュームが消えてしまう。 もっとも、発売当時の本家シリーズにおける周回プレイでは獲得称号や料理熟練度、ガルド等が引き継がれない設定がデフォルトであり、その為か所持ガルドを引き継げる点も通信プレーのやりくりによるコスチュームの引き継ぎも当時の本家シリーズと比較して魅力的に映っていたのも事実である。 総評 本作の評価を支えるのはやはり携帯機でようやく実現した、「リニアモーションバトルシステム」によるリアルタイムアクション戦闘によるものが大きい。 そのためにストーリーを重視する人には大ハズレになってしまいかねないが、テイルズ オブ シリーズの特色であるアクションによる戦闘に魅力を感じている人にとっては「携帯機でもここまで出来るのか!」と思わせる程のものとなっている戦闘によって長くのめり込めるものとなっている。 また、クロスオーバー作品として見た場合も最近の作品に当たり前のように存在する優遇不遇の差、著しいキャラクター崩壊、踏み台といった要素が無いため、シリーズファンにとっては夢の共演がRPGでも実現したこととなり、歓迎された(*15)。 そのため、出演作品のファンであれば間違いなく楽しめるものとなっている。 しかしながら、繰り返しになるが、RPGとしてのストーリーの弱さはいかんともし難い所があるのは間違いない所で、この点だけは強い批判を受けることとなった。 逆に言えば、(RPGとしてはある意味邪道だが)アクションゲームとして割り切れればシリーズを知らない人でも楽しめる完成度にはなっていると言える。 続編 2005年1月6日に『テイルズ オブ ザ ワールド なりきりダンジョン3』がGBAに発売され、こちらは本作の3作品は勿論、その後発売された『デスティニー2』・『シンフォニア』の登場キャラクターを網羅し、発売された直後の『リバース』の宣伝を兼ねてか主人公のヴェイグ・リュングベルとヒロインのクレア・ベネットがゲストキャラクターとして登場する。 こちらはジャンルを「コスプレS-RPG」とし、複数のチームを組んでそれぞれを運用する形となったため、一度により多くのシリーズキャラクターを操作して遊べるようになったが、全体的に本作に比べて粗が目立つ出来となってしまっているため、否寄りで賛否が割れている。 なお、『3』でも本作の主人公であるフリオとキャロが設定は変更されたが主人公として登場し、本作の重要キャラクターが「『2』の設定のまま」でゲスト出演、更には『なりきりダンジョン』からディオとメルがなりきりショップ(*16)の店主として登場する。 余談 本作および次作のジャンル名がジャンル名なので、一部でネタとして弄り倒されることになってしまった。 内容的には間違っていないのだが、当時(現在もかもだが…)の「コスプレ」という言葉の持つイメージ故のことなのだろう。 2011年に発売した『マイソロ3』には、今作の住民たちが新規イラストでクエスト依頼人として登場している。